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突然ですが、消しゴム使っていますか?
最近では消せるボールペンなども販売されていて、消しゴムを使う機会も減ってきたかもしれません。
しかし、消しゴムは自由研究の題材にはピッタリなのをご存知でしょうか?
そこで今回は、消しゴムの簡単な作り方や、消しゴムを意外な材料で作る方法などをご紹介します。
どうぞ最後までお付き合いください。
一般的な消しゴムの作り方は?
最初にご紹介するのは、一般的な消しゴムの作り方です。
なかなか消しゴムの作り方について考える事はないので、子供だけではなく大人も参考になると思います。
まずは、消しゴムの材料になる「プラスティック原料」「可塑剤(かそざい)」を準備します。
プラスティック原料とは、ポリ塩化ビニルと呼ばれる原料で、庭や車の掃除に使われるホースにも使われています。
可塑剤とは、消しゴムの形を整える消しゴム作りには欠かせない原料です。
これらの原料を専用機械に投入して、熱を加えながらしっかり混ぜ合わせていきます。
この時、150℃位まで温度が上がると混ぜた原料がくっついてきますが、この状態で完全に混ぜてしますとビニールホースの様な形に仕上がってしまいます。
完全に固まらない様に温度や混ぜ合わせる時間を調整しつつ、徐々に消しゴムの固さに仕上げていきます。
ちなみに、香りや色付けはこの段階で行ないます。
色付けなどが完成した原料は、型に流し込んで圧縮したり、管の中から押し出したり、消しゴムの大きさに作られた型に流し込むます。
その後、消しゴムの大きさにカットされて、綺麗にパッケージしたら完成です。
自由研究にオススメ!ガムで消しゴムを作ろう!
先程は消しゴムの一般的な作り方をご紹介しました。
意外にも多くの工程がある事が分かりましたが、実は、プラスティック原料や可塑剤がなくても、自分の身近にある物で消しゴムが作れます。
最初にご紹介するのが何と「ガム」です。
ガムを使った消しゴムの作り方は以下の通りです。
まず、「チューインガム(板状):3枚」「台所用洗剤:小さじ2杯」「白いチョークの粉:1本分」を準備します。
白いチョークの粉はなかなか自宅にないと思いますが、ホームセンターなどで販売されているので、簡単に手に入ります。
最初に行なうのは、ポリ袋の中にチョークを入れて、硬い棒などで粉々に砕いて、さらにすり鉢を使ってさらに細かくします。
次に、ポリ袋の中に味がなくなったチューインガムと、台所用洗剤を入れてガムが少しだけ溶けるまで混ぜますが、混ぜすぎてしまうとガムが分離するので注意しましょう。
その後、砕いた時に出たチョークの粉をポリ袋に入れて、ひとまとまりになるまでしっかり混ぜ合わせます。
最後に、ポリ袋から取り出して好きな形に整えて、日に当たらない場所で2~3日掛けて水分を飛ばして、しっかり固まったら完成です。
意外に簡単ですね!
自由研究にオススメ!ホタテで消しゴム作り!
最後にご紹介するのが何と「ホタテ」です。
バーベキューで人気のあるホタテも消しゴムの原料になりますので、インパクトのある自由研究にはオススメです。
まずは、「チューインガム(板状):3枚」「ホタテの殻:3枚」を準備しますが、ホタテの殻は前もってよく洗って水分を飛ばしておきましょう。
最初にホタテの殻を砕きます。
紙やすりで貝殻を粉状になるまでしっかりと磨きこみますが、こするのが大変な場合は麵棒など固い物で砕いても大丈夫です。
ホタテの殻が粉状になったら、味がしなくなったガムと一緒にポリ袋へ入れます。
その後しっかり混ぜ合わせていくと、徐々にガムが固まっていきますが、この時にガム1枚に対して1個分のホタテの殻を入れると相当の硬さになります。
お好みの固さになるまで混ぜたら好きな形に整えて、日の当たらない場所で1日乾燥させたら完成です。
まとめ
・一般的な消しゴムはポリ塩化ビニルや可塑剤が必要
・味がなくなったガムとチョークで消しゴムができる
・海産物のホタテでも消しゴムができる
今回は一般的な消しゴムの作り方と、ガムとホタテを原料にした消しゴムについてご紹介しました。
意外な原料で消しゴムが作れるので、夏休みなどに出される自由研究のテーマにオススメですよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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