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座布団を洗濯する機会は圧倒的に少なく、1回使っただけで洗濯することはないですよね。
「洗ったは良いけど、どうやって干そう?」なんて思う方もいるのではないでしょうか?
干し方や収納方法も重要なんですよ!
そこで今回は、座布団の正しい干し方や最適な時間・タイミング、また収納方法を紹介します。
座布団の正しい干し方
まずは、座布団の正しい干し方についてご紹介していきます。
座布団を干す前に
正しい座布団の干し方は、ただ干すだけではなく座布団を干す前からが大事になります。
【座布団カバーを外しておく】
座布団を干す際、座布団カバーをつけたままにしておくと通気が悪くなってしまいます。
カバーは外しておきましょう。
【花粉の時期や雨季は干さない】
花粉の多い時期は花粉が座布団についてしまいます。
また、湿気が多い時期は逆効果になってしまいますので、春先や梅雨時期は干さないようにしましょう。
【座布団を乾かす場所を確保しておく】
洗濯物の邪魔にならない程度のスペースを確保しておくようにしましょう。
座布団を干す場所
座布団を完全に乾かすためには、2日以上の日数が必要です。
そのため、座布団を干す場所も重要なポイントとなってきますね。
座布団を傾けたまま2日間も干しておくと、中の綿が偏ってしまい形が変わってしまいます。
ですので、中綿が偏らないように平らな場所で、またレジャーシートなどの上に置くなどし汚れない工夫が必要です。
座布団を干す時間とタイミング
座布団を干す時間は「12時~14時」の日差しが最も強い時間が最適です。
2日間外に干しっぱなしにはしないでくださいね。
夜中は湿度が高い時間帯になりますので、夜中は室内で乾かすようにしましょう。
特に中綿が多いフワフワの座布団は、湿気を吸収しやすくなっていますので注意して下さい。
2日間で完全に乾かすには日当たりが良い場所が一番なのですが、太陽光で色落ちしてしまう素材などは陰干しをするのが良いでしょう。
しかし、そうなると完全に乾くまでに3~4日かかってしまいますので、考慮してくださいね。
干すときのコツ
座布団を干すときは、途中で裏表を返しましょう。
裏返すことで効率よく乾かせます。
ほぼ乾いてきたと思ったら、中に空気を含まえるように形を整えるのもポイントですよ。
座布団は叩かない
座布団や布団類は、叩くと埃やダニが払い落されると思っている方もいるかもしれません。
実はそれ「NG」なんです。
叩いてしまうと中綿や生地にダメージを与え、繊維がちぎれてしまうからです。
叩かないと埃が取れている気がしないと思う方は、掃除機で埃を吸い取るのが一番良い方法です。
掃除機で吸い取ることで傷まないですし、座布団の寿命が延びます。
衛生面が気なる方は、布団や座布団専用のヘッドを1つ用意しておくと良いですね。
座布団の正しい収納方法
完全に座布団を乾かしたら今度は収納ですね。
ここでは、正しい座布団の収納方法を紹介していきます。
座布団の基本的で正しい収納方法は「積む」ということです。
しかし、普段使いの座布団と来客時にしか出さない座布団では収納方法は違ってきます。
【普段使いの座布団収納方法】
毎日のように使う座布団を収納するときは、すぐに出せる場所に積んで収納しておきます。
リビングで使用するのであれば、リビングの中でも邪魔にならない端の方に積んで置いておくか、ソファの脇などがオススメです。
座布団は場所を取りますので、座布団を収納しておく指定席を作っておくとスッキリ見えます。
【来客時のみに使用する座布団の収納方法】
来客時のみに使用する座布団は普段使用しないので、押し入れやクローゼットに積んで収納しておきましょう。
長期間使わないと埃や湿気を吸収してしまい、ダニがわく原因になってしまいます。
押し入れやクローゼットに収納する場合は「すのこ」の上に積んだり、座布団収納ケースに入れ防虫剤や除湿剤を入れて収納しておくのが良いでしょう。
座布団は踏み洗いがオススメ
座布団は洗濯機で洗えるものもありますが、洗濯機で洗うと型崩れの原因になってしまいます。
汚れが酷いときは、浴室などで手洗いがオススメです。
ステップとしては以下のようになります。
【①浴槽に洗浄液を張る】
浴槽に20cmほどぬるま湯を溜め、洗濯用洗剤を入れてよく溶かします。
(洗剤の量はパッケージを参考にしてください)
【②踏み洗いする】
座布団を入れ、汚れを押し出すように足で踏み洗いします。
座布団の中央から外に向かって踏んでいくのがコツです。
【③洗剤をよく落とす】
一度お湯を抜き、新しいお湯を入れ踏み洗いします。
これを洗剤が出なくなるまで数回繰り返します。
シャワーでお湯をかけながら踏み洗いするのもオススメです。
【④脱水】
脱水は洗濯機でします。
座布団を洗濯ネットに入れ、左右対称になるように洗濯機に入れます。
洗濯機の中でバランスが崩れないよう、バスタオルなどを入れるのもオススメです。
脱水時間は1〜2分です。
汁物をこぼしてしまったときなど、汚れが酷いときは、踏み洗いしたあと数分浸しておきましょう。
まとめ
・座布団を干す前はカバーを外す
・春先の花粉が多い時期や梅雨時期などは干さない
・座布団を干す場所を確保しておく
・座布団を干す場所は、平らで汚れがつかないようレジャーシートの上などに干す
・座布団を干す最適な時間は12時~14時
・夜中は室内干し
・座布団を叩くと繊維が崩れ生地が傷んでしまうためNG
・座布団の基本的な収納方法は「積む」
・座布団は手洗いをオススメする
今回は正しい座布団の取り扱い方について紹介しました。
普段何気なく使っている座布団でも、干し方や干す時間、場所、収納方法を正しくしておかないと長持ちしません。
是非、参考にしてみて下さいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。