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「余分な脂肪を落としたい」「綺麗な洋服が着られるようにダイエットを頑張っている」
そんな思いで毎日を過ごしている方も多いのではないでしょうか?
ダイエットをスムーズに進めるには、様々な食べ物や飲み物も関係してきますが、脂肪を燃焼してくれる効果が期待できるカフェインもそのうちの一つです。
そこで今回は、カフェインとダイエットの関係や、筋トレなどの運動前にコーヒーを飲むとどんな効果が現れるのかなど、カフェインの成分にも触れながらまとめてご紹介します。
どうぞ最後までお付き合いください。
運動前にコーヒーを飲むと
古くから運動前にバナナなどの果物、吸収が早いゼリー状の飲み物など、運動前に摂取すると運動量が上がり、その結果脂肪を燃焼させてくれる効果が期待できる物は知られています。
その一方で、カフェインが含まれているコーヒーを運動前に飲むと、アドレナリンの分泌を促してくれる作用があり、効率よく運動ができると証明されています。
カフェインが運動にもたらす作用については、1995年に発表された論文の中でも体重1kgあたり3~9 ㎎のカフェインを飲んだ場合、運動中の脂肪燃焼レベルが通常より30%も上がったと記載されています。
この現象は運動を始めてから約15分~30分で現れてくるので、時短系のエクササイズとの組み合わせでさらに効果が期待できます。
また、運動前にカフェインコーヒーを飲むと脂肪燃焼の速度が落ちないことも特徴で、個人差はありますが約2倍も脂肪燃焼の比率が大きくなった研究結果も出ています。
筋トレ前にコーヒーを飲むと
運動前にコーヒーを飲むと、アドレナリンの分泌を施してくれる作用があることをご紹介しました。
それでは筋トレを始める前にコーヒーを飲むとどのような効果があるのでしょうか?
結論から言うと、カフェインには筋トレの効率を高めてくれる作用があります。
その理由は、カフェインに含まれる成分が筋肉の中にあるカルシウムイオンを増やしてくれて、筋トレを行う際によりパワーが出やすくなるように作用してくれます。
トレーニングジムなどに行くと、筋トレを始める前にコーヒーなどのカフェインを含んだ飲み物を飲んでいる方も多いのも、こういった作用があると知られているからです。
ちなみに、1997年の実験でもこれらの効果は実証されており、筋トレを始める1時間前に体重1 kgあたり5㎎のカフェインを飲んだところ、疲れて筋トレを止めてしまうまでの時間がいつもより約14%もアップしたそうです。
それ以外の実験でも、筋トレをする前にコーヒーを飲むと筋肉痛が大幅に緩和されたというデータもあり、コーヒーを飲むだけでいつもの筋トレがさらに効率的になることが実証されています。
カフェインはダイエットの敵?味方?
ここまでご紹介した作用がありますが、カフェインはダイエットの敵なのでしょうか?それとも味方なのでしょうか?
その判断は個人差によります。
そもそも、カフェインには交感神経を刺激することで食欲を抑えてくれる作用も確認できています。
とある論文では普段通りの食事にカフェインと唐辛子を組み合わせて食事を行ったところ、脂肪の燃焼レベルが向上した一方で総摂取したカロリー量が減り、その結果ダイエットに一定の効果が現れたそうです。
ただ、ダイエット中は食事制限をしてしまうことで身体全体の水分量が減り、その上にカフェインは利尿作用もあるので、体の中にある水分を外へ排出します。
もちろん、カフェインだけではダイエットが成功するわけではないので、いずれにしてもバランスの良い食事や運動との組み合わせで、ダイエット効果が期待できるようです。
まとめ
・カフェインにはアドレナリンを分泌させる成分が含まれている
・カフェインには筋トレの効率を高めてくれる成分もある
・バランスの良い食事と運動との組み合わせでカフェインの効果が更に高まる
今回はカフェインとダイエットの関係について、筋トレや運動前のコーヒー摂取との関係もあわせてご紹介しました。
アドレナリンを分泌して脂肪の燃焼効率を上げてくれるカフェインは、食事と運動とのバランスでさらにダイエット効果を高めてくれることも期待できます。
ダイエットを考えている方は是非参考にされてみてください
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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