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ドッペルゲンガーという言葉を聞いたことはありますか?
他人の空似なのか、そうではないのか。
怪奇現象の1つと言われていますが、本来のドッペルゲンガーとはどういう意味なのでしょうか。
そこで、今回は『ドッペルゲンガーとは?わかりやすく教えてほしい!実際に会った人はいるの?』をテーマにお届けします。
どうぞ最後までお付き合いください。
ドッペルゲンガーとは?
ドッペルゲンガーとは、ドイツ語で直訳すると「重なって歩く者」という意味となります。
「分身」と意訳されることもあります。
「二重の」を意味する Doppel (ドッペル)(英語:double)と、「歩く者」を意味する Gänger (ゲンガー)から構成され、Doppelgänger(ドッペルゲンガー)と記します。
自分自身を第三者目線で目撃するという怪奇現象です。
もう一人の自分自身が目の前に現れ、同時刻に自分がいる場所とは別の場所で他人に目撃されるなどの現象です。
実際に会った人はいるの?
では、そんな「分身」に出会った人はいるのでしょうか?
実は、作家の芥川龍之介で有名な話があります。
(https://bit.ly/2PSX7ki)
「二つの手紙」や「歯車」などの作品は、その体験がモチーフになっているのではないか、といわれているのです。
「歯車」には「彼のドッペルゲンガーを見た事で自分の死期が近い事を知る」という文章があります。
(https://bit.ly/2H4Zn3D)
その他、アメリカ合衆国第16代大統領エイブラハム・リンカーンも、暗殺される前日に自身のドッペルゲンガーを見たと言われています。
リンカーンは暗殺された当日、「私の暗殺の噂を聞いていないか?」と確認したといわれています。
リンカーンはドッペルゲンガーと同時に予知夢を見ていたのではないかともいわれています。
都市伝説:エミリー・サジェ事件
(https://bit.ly/2H1gMKJ)
ドッペルゲンガーについて、エミリー・サジェ事件というのが最も有名だと言われています。
1845年、エミリー・サジェはとても有能な女子校の教師でした。
しかし、13人の生徒がエミリーのドッペルゲンガーを目撃し、そこから毎日のように目撃情報があげられるようになりました。
本人の周りで、もうひとりのエミリーがそっくり動きを真似しているのだそうです。
生徒によっては、悲鳴をあげたり失神する子もでたようです。
エミリー本人にはドッペルゲンガーの姿はまったく見えておらず、これが現れるとどこか生気が消えてしまったようになるようでした。
本人が教室の外にいるのに、ドッペルゲンガーが教室の中に現れることもあり、本物かを触れて確認する生徒も出ていたそうです。
しかし次第に生徒の親が騒ぎ出し、子供たちを転校させるようになったため、エミリーはクビになってしまい、とうとう16年で19回も職場を転々する事態になりました。
その後、妹の家に身を潜めたエミリーでしたが、姪にも「エミリーが2人いる」と笑われたとか。
その後の行方は分かっていないそうです。
まとめ
・ドッペルゲンガーはドイツ語で「重なって歩く者」と訳される
・ドッペルゲンガーとは「分身」のように「自分自身を第三者目線で目撃する」という怪奇現象である。
・芥川龍之介やリンカーン大統領はドッペルゲンガーにより死期を悟ったとされている。
・ドッペルゲンガーとして、エミュリ・サジュ事件が有名である
「怪奇現象」や「自分の死期を悟る」というと、少し怖い感覚になりますね。
実際にみなさんはドッペルゲンガーに会ってみたいと思いますか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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