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夏が近づいてきましたね。
夏に活躍する1つのアイテムが保冷剤。
しかし、子どもやペットなどが誤飲してしまう事故もあるようです。
そこで今回は、『保冷剤の中身を食べた?!成分は有毒?消臭効果もあるって本当?』テーマにお届けします。
どうぞ最後までお付き合いください。
保冷剤の中身は何?
保冷剤の中身には何が入っているのでしょうか。
保冷材は、ほぼ水分でできていて、1~10%程度が高分子吸収体と言われる、吸収性ポリマーが含まれています。
これは、紙オムツや生理用ナプキンに使われているものです。
最近では、水とゲル化剤(食品添加物)でできているものもあります。
つまり触るだけでは全く害はありません。
では、もし誤飲してしまったらどうなるのでしょうか。
保冷剤の成分は有毒なの?
誤飲してしまった場合、何か害はあるのでしょうか?
少量の誤飲程度であれば自然排出されるので問題になりづらいです。
しかし、多量に誤飲すると、水分を吸収してのどに詰まってしまい窒息の恐れがあります。
さらに、吸収性ポリマーには「エチレングリコール」という有害成分が入っています。
「嘔気・嘔吐・意識障害」などが生じやすくなります。
現在では、日本の保冷剤にはあまり含まれたものはないようですが、気を付けたいですよね。
日本製のものでは、ゲル化剤が食品添加物でできているものを使用していることが多いので、食べてしまっても大丈夫ではあるようです。
しかし、多量に食べてしまった場合は病院へ連れて行くことをオススメします。
保冷剤の捨て方
さて、保冷剤はどのように捨てれば良いのでしょうか。
一般的には可燃ごみに分類されるので、自治体にあわせて捨てることを心掛けてください。
間違っても排水口やトイレに流さないでくださいね。
水をよく吸収するので、トイレの配管などに詰まってしまいます。
保冷材には消臭効果があるの?
では、保冷材は何か別に再利用することができるのでしょうか?
よく聞かれるのは消臭効果があるということです。
オムツにも使用される吸収性ポリマーを使用していることもあり、ある程度の消臭効果が期待されます。
効果期間は大体2週間から3週間と言われています。
もちろん香料量や部屋の広さにもよりますが、効果自体は、たばこのにおいや生活臭の完全除去には至りません。
梅雨場の脱臭やちょっとした匂いの消臭的な効果だと思われます。
あるのとないのでは、あった方が気分的にも良い程度でしょうか。
保冷材での消臭剤の作り方
保冷材で実際に消臭剤を作ってみましょう。
1.お好きなインテリアストーンを小瓶やグラスに入れます。
2.保冷剤を小瓶の中にいれます。
3.アロマオイルを数滴垂らします(※かきまぜるとジェルが白くなります)。
4.完成です。
簡単ですよね。
100円均一の小物などを使うと安価にできますし、絵の具で保冷剤に色をつけてもよいでしょう。
絵の具を垂らすときにはかき混ぜると良いですよ。
参考動画を貼っておきますので、ご覧ください。
その他の活用方法
消臭剤のほかには活用方法はないのでしょうか?
実はいくつかあります。
うまく活用してゴミを減らしていきたいですよね。
ではリサイクルパターンをみていきましょう
アロマキャンドルスタンド
常温に戻した保冷剤と飾りつけできるものを入れて、ろうそくを立てるとキャンドルスタンドになります。
ろうも吸収してくれるので一石二鳥ですね。
アロマオイルや香水を数滴入れることで、匂いが香ります。
保温剤
40-50度のお湯に入れて温めるだけで保冷剤が保温剤にかわります。
ただし、電子レンジにかけると爆発するので絶対やめましょう。
園芸用アイテム
園芸用のオアシスの代わりにも活用できます。
水分でできているため、保水性もあります。
まとめ
・保冷材は、吸収性ポリマーと水でできている
・日本製のものは誤飲しても食品添加物が含まれているので重篤にはなりづらい
・消臭効果があり、2-3週間は利用できる
・その他、アロマキャンドル・保温剤などにも活用できる
保冷剤は冷凍庫で結構余っていませんか?
いつか使うかもと放置していることもありますよね。
保冷剤をうまく活用しながら今年の夏も過ごしていきたいですよね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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