潔癖症がうざい!綺麗好きとは何が違う!?どんな考えをしているの?

潔癖症!きれい好き!

清潔感のある感じがしますが、実は大変つらい思いをして生活している方も少なくありません。

潔癖症の場合は、日常生活に支障をきたすほどの感情であることが多く、苦しんでいる方も多くいます。

「きれい好き」とはかなり離れたものと言えましょう。

そこで今回は、『潔癖症がうざい!綺麗好きとは何が違う!?どんな考えをしているの?』をテーマにお届けします。

どうぞ最後までお付き合いください。

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潔癖症とは?病気なの!?

度が過ぎたきれい好きのことを潔癖症と呼びますが、実は正式名称があります。

医学的には「不潔恐怖症(汚染恐怖症)」と言います。

「潔癖症」は「不潔恐怖」とほぼ同義ですが、広い意味で「強迫性障害」の症状の1つだと言われています。

心理的な要因から発症してくると考えられていたものが、近年の脳機能解析の進歩により、「強迫性障害」もセロトニンなどの神経伝達物質のバランスが崩れていることや、脳の特定部位(前頭前野、帯状回)の機能障害関与していることが明らかとなってきました。

「きれい好き」の場合は、「清潔が好き」という場合が多いでしょうか。

掃除や洗濯、お風呂に入ることなんかも、「自分の快適」な生活のために行っている行為の1つです。

しかし、「潔癖症」になるとそれが一変します。

不潔を取り除くために、強迫観念に押し迫られて掃除などを繰り返すのだそうです。

快適な生活のためにというよりは、そうするしかないという強迫観念であると言われています。

ちなみに、強迫観念の定義は「不合理な行為や思考を自分の意に反して反復してしまう精神障害の一種」となっています。

不合理な行為というのは、汚れは落ちたとわかっているのに手を洗い続けるなど、自分でも無駄だとわかっている行為のことを指します。

几帳面な方やまじめな方、心配性や自分に厳しい方などに生じやすいとも言われています。

潔癖症になる原因

多岐に渡って原因はあるようです。

ここでは、その原因について探っていきますね。

成長歴

幼少期、「汚れたら叱られた」など、汚れに対して厳しくしつけられた人は、大人になっても汚れに敏感になる方もいます。

成長段階での、汚れに対する恐怖心が原因のようです。

トラウマ

幼少期に、においや汚れを友人や教師に指摘されたり、心の準備なく不潔なものに触れてしまった。

などの、突発的な汚れの問題に対処できなかった経験がトラウマとなり、心に刷り込まれていることが原因の場合もあります。

ストレス

ストレスフルになると、何かに過敏になることはありませんか?

例えば、その1つに、「汚い」ものに対して過敏になってしまうケースもあります。

イライラして、普段は気にしない部屋の汚さ、他人の不衛生さに目が行ってしまうと潔癖症になっていくこともあります。

除菌グッズの普及

現在、100円均一でも除菌グッズが簡単に手に入る世の中になりましたよね。

そのため、安価でも除菌に対して対処できるようになったことから、汚いものを排除する行為が浮き彫りになったというケースもあります。

「除菌シートは便利」から「除菌シートがないとダメ」になると、それはもう潔癖症の一歩になっていますよね。

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潔癖症の考えは?

潔癖症の人がどんな考えをもっているのか、ここでは紹介していきたいと思います。

皆さんは、いくつ当てはまりますか?

つり革

バスや電車のつり革は便利ではありますが、なかなか掴めない。

誰が触ったかわからないものを掴むのに抵抗感があり、触れないまたは手袋をしないとつかめないという状況に陥っています。

ドアノブ・ボタン

つり革などと同様に、ドアノブも誰が触ったかわからないから触れないという人も少なくないようです。

また、エレベーターのボタンも同様です。

潔癖症の人は、致し方なくエレベーターの呼び出しボタンや開閉ボタンを押しますが、すぐにでも手を洗いたい症候群が作動するようです。

これではストレスフルになり、しんどいですね。

トイレの便座

様式の場合、便座がありますよね。

座ってできるので和式より安心ですが、外のトイレでは誰のお尻がそこに乗っていたかわからないと言い、アルコール消毒が必須の方も多いようです。

最近では、トイレ内にアルコール消毒剤が設置されているトイレも多いので、潔癖症の方にとっては安心かもしれませんね。

人が握ったものが・・・。

どんな人が握ったかわからないという理由で、おにぎりやお寿司などが食べられないケースも多いようです。

サランラップに包まれていたら、ギリギリ食べられるなんて方もいます。

最近の回転寿司は、機械が寿司を作るからという理由で、回転寿司には行けるという方も中にはいるようです。

しかし、これが発展すると「人が作ったものは汚いから食べられない」となり、自分で作ったものしか食べられない人も中にはいるようです。

ファミリーレストラン

「お皿やコップに汚れがあったから」というトラウマが原因で、ファミレスに行けなくなった人も中にはいるようです。

特に、不特定多数の人が行き交う場所なので「キレイ」という概念が薄らぎますよね。

机や床に食べ残しがあることもよくあることですので、「汚いセンサー」が発動しやすい場所なのかもしれません。

図書館・古本屋

他人の借りた本や読み古された本は、絶対に触れないという方も多いですね。

どんな状況で読んでいたものなのか想像しただけで・・・。

という方も少なくないそうです。

リサイクルショップ

古本屋と少し似ていますが、リサイクルショップなどの製品は、潔癖症の方は絶対に触らないと思います。

誰が使っていたかわからない物を、安価だからといって買うことはないようですね。

もちろん、リサイクルショップの方が丁寧に掃除・除菌はしているとは言え、やはり抵抗感があるようです。

温泉・銭湯

温泉や銭湯も苦手な人は結構いるようです。

髪の毛や、露天風呂では葉っぱや虫が浮いているのが苦手なのだそうです。

バイキング・露店

バイキングや露天の屋台、コンビニのおでんなど、開放感があるお食事処は誰の唾が入っているか、埃が入っているかわからないから苦手という方もいるようですね。

生き物

ペットなど生き物に触れるのが苦手、排泄物を取り扱うのが苦手という方も多いですね。

愛するペットにキス!なんてしている人の気が知れないという感じなのだそうです。

買い物での現金

誰が触ったかわからない現金の受け渡しが苦手という方も多いです。

確かに、どんな人が触っているかわからないという点はわかります。

最近ではPayPayなどの電子決済も盛んになってきているので、その点では安心かもしれませんね。

潔癖症の治し方

では、治し方はあるのでしょうか?

急に治せるものではないので、いくつかステップを踏む必要があります。

ステップごとに紹介していきます。

苦手なものを知る

自分は何が苦手なのかを知る必要があります。

漠然と「汚い」だけでは治しようがありません。

どういうものが汚いと感じるのか、どういうものなら触れるのかを「知る」ことが重要です。

ストレスフルからの解放

強迫性障害に近い潔癖症は、ストレスが大きく関係しています。

調子が悪い日は、疲れていたり、他に心配事があったりするのではないでしょうか。

ストレスは潔癖症の原因になるだけではなく、症状を悪化させてしまいます。

しっかり睡眠や食事をとり、ストレスフルからの解放を目指せる生活環境を整えることも1つの手段です。

1つずつトライしてみる

まずは買いものをして、お金の受け渡しができるようになってみる。

など、自分でできることを1つずつトライしていくことが必要です。

例えば、買い物ができないと衣食住に影響が出ます。

そうなるとストレスがかかってしまい、さらに潔癖症の症状を悪化させるなどの負のサイクルにはまってしまいます。

小さなハードルから1つずつトライしてみるのも1つの手段です。

心療内科を受診してみる

とはいえ、自分1人では解決できない場合も多いでしょう。

そういう場合は、専門医に相談するのも1つの手段です。

内服薬などでコントロールすることもできる時代になってきていますので、自分の状態を専門医と一緒にまとめてみるのもよいでしょう。

また行動認知療法や森田療法など、カウンセリングなどであるがままを受け止めるなど、日常生活で起きる問題に対してどう考え・行動しているのかを十分に把握し、対策していく治療法もあります。

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まとめ

・潔癖症は、広い意味で「強迫性障害」の症状の1つ

・潔癖症は、トラウマやストレス、除菌グッズの普及などが原因になっているケースが多い

・潔癖症の人の考えは、誰が触っているかわからないという不安感や汚いという固定概念により強迫観念に苛まれている

・ストレスをため込まず、自分と向き合ってみることも治療の第一歩

・必要に応じて病院へ受診する

潔癖症と一言で言うのは簡単ですが、とても大変な症状ですよね。

私たちが簡単にやっていることでも、潔癖症の方は拒否が強く出てしまい、とてもハードルの高いことになってしまいます。

相手が潔癖症であるかないかだけではなく、相手が何を不快に思うのか、何を気持ちが良いなと思うのか知ることも、相手を理解することの1つになると思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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