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体操教室や幼稚園、公園など逆上がりに取り組む時期や場所は様々ですが、小学生になったら体育の時間に逆上がりをすることになりますよね。
でもうちの子はなかなかできない・・・。
と、悩む親御さんも少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は『逆上がりで腕が伸びる原因は2つ!改善方法やコツ・トレーニングを紹介!』をテーマにお届けします。
どうぞ最後までお付き合いください。
Contents
逆上がりとは?
逆上がりというのは、下腹部と鉄棒を密着させ、その部分を軸にして下から体を回転させる動きをするものです。
「足の振り上げとともに腕を曲げ、上体を後方へ倒し手首を返して鉄棒に上がること」と小学校学習指導要領解説体育編では明記されています。
中学年での実施要項に含まれているので、小学生のうちにはできるようにしておきたいですね!
逆上がりができない原因はズバリ2つ!
逆上がりができないのには、ちゃんと理由があります。
そしてズバリ原因は2つあります。
ここを克服すれば、逆上がりはできるようになるのです!
腕が伸びている
腕が伸びきっていては、体を鉄棒に引きつけることができません。
アゴ・お腹が鉄棒から放れていれば、回転することができません。
これが、逆上がりが成功しにくいポイントの1つです。
蹴る足が弱い・前方に蹴っている
地面を蹴るときに、斜め前方に足で蹴り上げてしてしまっている点が実は間違いなのです。
逆上がりは、蹴り上げた足を頭上の後方に弧を描く感じで回転するものです。
この2点を克服することで、逆上がりへの道はグンと近づきますよ!!
改善方法は?
では、改善するにはどうしたらよいのでしょうか?
正しい姿勢を覚えることが重要ですよね。
悪い姿勢のままやっていても意味がありません。
ここでは、正しい姿勢を紹介したいと思います。
1.鉄棒をしっかり持ち、脇を締めてアゴを鉄棒に乗せる。
2.足はチョキの態勢にする。
3.チョキにした前の足の膝を軽く曲げる。
4.後ろの足を上に蹴り上げる。※前方に蹴らないよう上へ向ける!
これで逆上がりの態勢はバッチリです。
あとは、鉄棒に腕を引き付けることで、回転力が生まれます。
回転力を生まれさせるには、目線も重要です!
上半身が反りかえって鉄棒から離れると逆上がりはできません。
顔はあごを引き、目線はいつも「おへそ」を見ているようにします。
もし身体が反ってしまう場合は、マット運動の「後転」で体を丸めて後ろへ回転する感覚を練習してみるのもの良いでしょう。
効果的なトレーニング方法!
逆上がりに向けた効果的なトレーニング方法をお教えしたいと思います。
まずは鉄棒自体に慣れることが必要ですよね。
鉄棒ぶら下がり体操 2~5秒×3セット(目安)
しっかりと鉄棒を持ってぶらさがります。
順手・逆手はどちらでも問題ありません。
ポイントは、アゴを鉄棒の上に乗せ(アゴを鉄棒につけるイメージ)脇をしめることです。
ぶら下がる時間を少しずつ長くすると、子どもの達成感も得られるでしょう。
腕引き寄せ体操① 1日5回×3セット(目安)
タオルを安定した棒にかけて、タオルの両端をつかみます。
体をまっすぐにした姿勢で肘を伸ばします。
肘を伸ばした状態から、脇を閉めて肘を曲げます。
肘の曲げ伸ばしを繰り返し行います。
ポイントは、体は一直線にして猫背にならないようにすること。
脇をしめ、膝は曲げないことです。
腕引き寄せ体操② 1日5回×3セット(目安)
①ができるようになったら、実際に鉄棒でやってみましょう。
鉄棒を胸の高さに合うものを選びます。
これは結構ポイントです。
高さが違うもので練習してもなかなか上達には至りません。
足を鉄棒より前に出し、斜めの姿勢で腕を伸ばします。
伸ばした姿勢から鉄棒が胸に当てるように引き寄せます。
斜め懸垂のような形でしょうか。
肘が曲がってしまう子は、まだ筋力がついていないケースもあります。
つまり、筋力Upの意味も込めてこの運動は重要になってきます。
効果的な補助方法
さて、やり方・トレーニングはできるようになったけれど、いざ鉄棒を前にするとできない。
そんなときに補助をしてあげたいけど方法が分からない!
そんなときに便利なのがこちらです。
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長さを調整できるので、徐々に腕の筋力を使っていけるよう調整ができます。
これだと、親御さんとの息が合わずに失敗・・・。ということも防げますし、1人でできた達成感を得られますよね!
ちなみにベルトを買わずとも、ベルトをタオルで代用することもできますよ!
長めのフェイルタオルを腰に回します。
両端を鉄棒にかけてタオルの上から手でつかみます。
この状態で逆上がりにチャレンジすると、おへそと鉄棒が離れることがないため、クルっと回ることができます。
まとめ
・逆上がりは中学年での実施要項に含まれている
・逆上がりは、腕が伸びきってしまったり、蹴り足が前方になると失敗する
・逆上がりの正しい姿勢を覚えさせ、回転時はおへそに視点をやるようにする
・逆上がりに効果的なトレーニングも取り入れてみるとGood!
・タオルなどを用いて、補助を行うのもベスト
昔はできたのに、子どもの前で見本を見せようとしても、いざやってみるとできない大人も少なくないですよね。
そのときは、自分の姿を再度確認してみてください。
腕が伸びていませんか?
足を上ではなく前方に蹴り上げていませんか?
正しいトレーニングで回転するイメージを付けてあげることが逆上がりのポイントになると思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。